風俗店の常識!繁忙期と閑散期を解説

はじめに

 
如何なる業界にもつきまとう『繁忙期』と『閑散期』

定期的にやってくるこの二つの波をどのように乗りこなすかで、当然店舗の売り上げに多くに影響が出てきます。

・『繁忙期』には何をすべきなのか?
・『閑散期』にはどのような対策をすべきなのか?

これから風俗業界で、キャリアを積み上げようとされている方に向けて解説していきます。

 

風俗業界の繁忙期・閑散期はいつ?

風俗業界において『繁忙期』と『閑散期』が交互に入れ替わるようにやってくる特徴があります。

それでは、具体的にいつがそれぞれその期間にあたるのかを見てみましょう。

繁忙期はいつ?

一般的に【12月・1月・5月・8月】が時間とお金に余裕がある人が多く、営業が忙しくなる時期になります。

12月,1月の特徴

この時期は「冬のボーナス」「正月休み」といったイベントがあり、お金にも余裕があり、世間的に浮足立った空気にもなるので客足が伸びる傾向があります。

また、独り身には人肌恋しくなる「クリスマス」もあるため、売上の追い風となります。

5月の特徴

まず、世間の動きとして大型連休である「ゴールデンウィーク」が大きく関係します。

首都圏や地方を問わず人の往来が増えるため風俗の需要も高くなります。

さらに直前の4月はキャストの増員が見込まれる月であり、新人キャスト狙いのお客様が増えることも一つの要因に上げられます。

8月の特徴

冬と同じく「夏のボーナス」「お盆休み」が客足の伸びる大きな要因となります。

特に「お盆休み」は帰省などにより、多くの人の移動を伴う期間になりますので、売上アップを狙うのであれば確実にモノにしたいシーズンです。

閑散期はいつ?

一般的に【2月・6月・9月】あたりのことを指します。

その理由としても、風俗ユーザーのお財布事情や季節特有の気候が大きく関わってきます。

2月の特徴

12月~1月にお金を多く使う反動によって、2月は節制をしようという人が多くなりがちです。

また2月は外気温も低いままなので、まだまだ外に出たがらない人が多いです。

6月の特徴

6月の気候といえば「梅雨」です。

風俗業界に限らずですが、雨の日というのは出かけることが億劫になり客足が遠のきがちになります。

さらに夏目前ということもあり、夏休みなどに散財の照準をあわせている人の財布の紐が硬くなってしまう傾向にあります。

9月の特徴

8月の夏休み(大型連休)後ということもあり、風俗ユーザーのお財布はすっからかんです。

気候に関しても、台風が多く発生する時期になってしまうため、必然的に外出する人の母数が減り客足に影響します。

 

繁忙期だから気を付けたいこと

待望の繁忙期!

せっかくのチャンスならば、その期待値は100%活かし売上に繋げたいですよね?

忙しい中でおろそかになってしまう業務を今一度見つめなおしましょう。

多忙な時こそ接客の質を維持する

接客業において現場が忙しくなってくると、お客様一人一人に対して割けるホスピタリティが低くなってしまいがちです。

しかし、ここで多忙にかまけて接客の質を下げてしまうのは、繁忙期を抜けた際の大きなディスアドバンテージとなります。

どのような時も、最重要視すべきはお客様の満足度であり、満足度が損なわれればまた一人また一人とお客様が離れてしまって行くでしょう。

いかなる時も最高水準での接客を保つ意識を、店舗スタッフ間で再度共有し直しましょう。

キャストの確保と配慮を忘れない

客足が増えることはこれ以上なく喜ばしいことですが、それに応えられなければ売上の数値には反映されません。

当然の事過ぎて忘れがちな事実ですが、キャストなくして風俗商売は成り立たないのです。

もちろんキャストに出勤を強要するなどということは絶対に行ってはいけません。

しかし、繁忙期における出勤のメリットを具体的に伝えたり、代休を用いた交渉といった努力は店舗経営者としては行うべきかと思われます。

世間では大型連休などで多くの人たちが羽を伸ばしている中、出勤してもらえたキャストには、普段以上にコミュニケーションを取るなどして、心身への配慮を欠かさないようにしましょう。

 

閑散期のためにすべきこと

閑散期だからといって最初から諦めてしまっていては、店舗経営者としての素質はイマイチだと言わざるを得ません!

・閑散期を見込んで対策できること
・閑散期だからできること

少しでも売上に繋がる行動があれば是非実践してみましょう。

PR活動の活性化

『店舗のホームページ・SNS』『キャストの写メ日記』の更新はもちろん通常業務で行っていることだと思います。

閑散期においては、これを日頃より活性化させることで集客率を支える一手になりえる可能性があります。

昨今では、写メ日記やSNSを参考に店舗選びをするユーザーは少なくありません。

店舗スタッフの立場から、キャストの写メ日記管理やSNS投稿を促し、投稿に関するアドバイスなどを積極的に行っていきましょう。

イベントの企画

閑散期に重要なことは「いかにお客様の目を店舗に引き付けるか」という点です。

何かをしなければ、閑散期の流れに沿って客足は遠のく一方ですが、何かをすることによって最低限の「気を引く」ことはできるはずです。

奇しくも、閑散期の「2月」などは世の中に周知された大きなイベントがあります。

『バレンタイン』

そもそも男女の仲に関係するイベントであるため、何かを企画することは容易であると思われます。

「6月」であれば、梅雨の季節で雨が多いため、『雨の割引』
「10月」であれば、運動会などと絡めて、スポーツユニフォームなどを用いて『コスプレキャンペーン』を実施するのもありかもしれません。

競合調査

発想の逆転をすると、閑散期には普段ない「時間」が生れていると考えることもできます。

少し視野を広げ、他エリアの同じようなコンセプト店舗がどのような企画や割引を実施しているのか、キャストのSNSはどのような運用をしているのか。

様々な分析をすることで、自店舗に新たな売上を生み出すきっかけを創出できるチャンスかもしれません。

まさに、ピンチはチャンスとはこのことですね!

 

まとめ

 
いかがでしたか?

風俗業界でキャリアを積み上げるならば、『繁忙期』『閑散期』を前提に店舗経営のロードマップを引いておくことは避けては通れないでしょう。

『閑散期』には
・売上の低迷をどのようにおさえるか
・次にやってくる繁忙期に何を仕掛けるか

『繁忙期』には
・通常営業の業務の質を下げない
・営業に耐えうるスタッフ&キャストを確保する

これらを基本として意識し、その上で競合店舗と差をつけるためにも、自店舗のコンセプトに見合ったより良い企画を立案し実施していきましょう!

画像の説明

求人エントリーはこちら

エントリー